4カ月準備してきた島田樟誠高校と池田製作所のコラボ企画「アウトドアでも災害現場でも大活躍の鉄板を販売しよう!!」の販売ページがオープンしました!
ショップはこちらから↓
https://tan9mikata.base.shop
生徒のアイディアを活かしたショップページ
今回のコラボ企画では、株式会社池田製作所が開発、製造を行い、島田樟誠高校の生徒が販売するショップのホームページ案を考えました。それらのアイディアを元に弊社探究のミカタがショップページを仕上げ、販売を行っています。
どのようにアイディアを形にしたのかいくつか紹介します。
①生徒が売り出す鉄板の良さを見つけてくれました
生徒は社員の方から鉄板の特徴を聞き、どんな良さがターゲットに響くか考えました。
生徒のメモを通して、どんな良さがショップページに記載されているのか3つ紹介します。
1つめのメモ
1つ目のメモでは飯ごうと一緒に運べることにどんな価値があるのかを「荷物の負担が少なくて、一人キャンプにおすすめ」とターゲットに寄り添った言語化ができています。この良さを画像でまとめたのが↑の画像です。
ショップページの本文では
”荷物の負担が大きくなりがちなソロキャンプ。グループで行っても、荷物を下ろしてセッティングするのは自分一人。だから、荷物はなるべくコンパクトにまとめたい。~中略~「やりたいことはいっぱいだけど、荷物はコンパクトにまとめたい!」というソロキャンパーのまっすっぐな思いを実現させる鉄板ができあがりました。”
と具体的に、ソロキャンパーの悩みに寄り添いながら、商品の紹介をしました。
2つめのメモ
2つ目のメモにある「触り心地がいい」は、職人のみなさんのこだわりから生まれた商品価値で、実際に商品を手にした生徒たちがそこに気づきました。ここに目を付けた生徒たち、すごいと思いました。この価値を表現したのが↑の画像です。
3つめのメモ
3つ目のメモでは保温能力が高いことに注目して、「いつでもあたたかく、おいしく食べられる」という価値に気づいています。
ショップ内では↑の画像のように、フレーズが活用されています。
②生徒がキャッチコピーを考えてくれました
見つけた商品の良さを元に、生徒がキャッチコピーをつくってくれました。それらを少し整えたものがショップページでも使われています。
③生徒が商品紹介に使う写真を選んでくれました
生徒たちが見れるフォルダに社員さんからいただいた写真をたくさん入れ、生徒たちはその中から「これ商品説明で使える!」という写真を選びました。「こんな感じのメッセージが伝えられるんじゃないか?」などいろんな予想をして、写真に書き込んだりしました。
また、防災関連の情報をのせるべきだというアイディアも元に、「停電の際に使用できる」というメッセージを伝える画像を商品紹介ページに載せました。
④生徒が説明の仕方にもアイディアを出してくれました
「ソロキャンプをする人は経験者が多く、抽象的な内容よりも具体的な内容の方がありがたいと思う」という生徒の気づきを元に、写真に記載する説明や本文での説明では具体的なシーンを思い出してもらえるような説明を多く入れました。
また、具体的である一方、「ひとこと、すぐに読める、わかりやすい内容」という時間がない現代人に読まれるためのポイントも大事だと気づいていました。
ショップページ作成に関わった生徒たちの感想
ショップページの作成に関わった生徒たちの感想をいくつか紹介します。
- 私たちの班が工夫したのはレイアウトです。第一印象が大事だと思い、写真を大きく入れ興味が引き出せるように説明を入れるなどして、全体の構成をしました。課題点はタイトルです。興味を引き出して気になるってもらえるようにもっと工夫できたらいいなあと思いました。
- 私たちの班が工夫したのは写真選びです。理由はターゲット層を考え鉄板の魅力が伝わるよう実際に使っている様子の写真を選ぶのが大切だと考えたからです。課題点は写真選びやタイトル作成に時間をかけすぎてしまい内容がおろそかになってしまったことです。時間配分を考えられるようになりたいです。
- 私たちの班が工夫したことはタイトル作成です。理由はキャンプをする人がたくさん集まってもらえるために言葉選びをするのが大切だと考えたからです。ただの「キャンプをしよう」みたいなタイトルだと集まりづらいと感じ、キャンパーの人たちの心が動く、そして自然と読みたくなるような工夫をしました。課題点は本文の作成で、長さの調整ができるようになりたいです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
ショップページを作るにあたって、生徒は商品理解、ターゲット調査を行いました。そこでの学びを活かして、具体的な写真を選びレイアウトを考えたり、キャッチフレーズを考えたりした生徒の活動の様子が垣間見えたでしょうか。
ぜひ実際にショップページをご覧いただき、島田樟誠高校の生徒のアイディアがどのように形になったのかをご覧いただけたらとても嬉しいです。
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