9/4から始まった、島一中観光戦略プランの後期。5月から継続して行っている総合的な学習の時間の企画・支援の活動の続きです。今回から新たに探究スタッフに山下と米倉を加え、生徒の活動の支援を行ってきました。
(写真は生徒のアイディアを広げている探究スタッフの山下)
目次
今回の実習先
学校名:島田第一中学校
今日の目標
- ターゲットを明確にして、アイディアをたくさん出そう!
活動で工夫した点
- グループでターゲットを明確にし、「友達の〇〇くん」「うちのお母さん」などはっきりと誰にささってほしいアイディアなのかを定めた。
- 1学期の活動で、個人単位でたくさん出したアイディアを元にしながら、ターゲットに刺さるモノやイベントの候補を出した。
活動の様子
中学生
茶摘み体験が観光客に刺さるんじゃないかな?
いいね。料金設定はどうしたらいいかな?
グラム単位とか基準を設定するのもありかもね~
たしかに。他にも何かあるかな?
時間制にして、大人と子ども料金で分けるのもいいかも。
このように、探究スタッフは子どもたちと同じ目線に立ちながら、新しい視点を与えるなどして、一緒に考えを作り上げています。
ファシリテーターとして、情報を与えすぎてもいけませんが、新しい視点を与えるために積極的に生徒に関わっていきます。そして、生徒の視野を広げるべく、質問やアドバイスを適切に行っていきます。
(写真は生徒に質問をしている探究スタッフの米倉)
よかった点
- 多くのグループで、共同学習が行われており、一人のリーダーに任せきりな状態が生まれていなかったこと。
- 「若い女性はきっと甘いものが好きだからスイーツを提供しよう」などの想像上のターゲットではなく、「うちのお母さん毎週日曜日にアイスたくさん買うんだよね。抹茶味をよく買ってくるから、抹茶系の甘い×渋い味が定期的に食べたいのかも」など具体的なターゲットを想像して、その好みや考えを深堀する生徒が何人もいたこと。
次回に向けて
- 次回は今回設定したターゲットに対して、本当にこのアイディアがウケるのかをアンケートやインタビューで調査をしていきます。仮説がはっきりと持てているグループはアンケートで定量調査を行い、まだインサイト(ターゲットの考え)が掘り下げられていないグループはインタビューで理由を聞くなどして、定性調査を行う予定です。